以前執筆した「ネガティヴ思考」という記事ですが、執筆したあと「やっぱりやめておけば良かった」と一度は後悔しました。その後のTwitter上でのやりとりもあり、執筆からしばらくの間、正直私の気分は相当沈んでおりました。
そんなときに、お名前は伏せておきますがとある方より個人的にメッセージを頂戴いたしました[註1]。
「ネガティヴ思考」の記事について、「あの記事良かったと思うよ」とのこと。
正直、すごく嬉しかったです。
私のあの記事の内容からして、逆に嫌われてもおかしくないと思っていただけに、自分のネガティヴな面を読み取った上でそれを受け止めてくれる方が実際にいらっしゃるということを知り、正直嬉しかったです。
これまで実社会やネット上でのコミュニケーションにおいて、「楽しい」と感じることは数え切れないほどありましたが、心の底から「嬉しい」と感じることは、数えるほどしかありませんでした。
普段はおちゃらけた言動を取ることも多い自分ではありますが、自分の言動を真摯に受け止めてくれる人に対しては、自分ももっと真摯に、礼節を持って接しなければならないということを、強く感じました。
漫画の話で恐縮ですが、普段漫画を滅多に読まない自分が絶賛する数少ない作品である「るろうに剣心」。その完全版(06)
において、主人公・緋村剣心がヒロイン・神谷薫に別れを告げるシーンがありますが、初めてあったときに剣心が「人斬り抜刀斎」だということを知っても薫が引き留めたことに対し、剣心は「すごく嬉しかった」と発言しています。そんな剣心の気持ち、今の自分には痛いほどよくわかります。
自分は剣術なんて出来ませんけど、漫画嫌いな自分が「るろうに剣心」を絶賛できるのも、ヒロイン・神谷薫の美しさ[註2]もさることながら、主人公・緋村剣心に対し共感できる点が少なからずあるからなのかと、今更ながらに納得しております。
「るろうに剣心」では、最終的に剣心と薫は結ばれることになります。また、剣心の信念を継ぐ明神弥彦という人物もいます。
自分の今後の人生において、弥彦のように自分の信念に共感を持ってくれる人にどれだけ出会えるのか、また、薫のように自分のすべてを受け止めてくれる生涯の伴侶に出会えるのかどうかはわかりません。
しかし、染みついてしまったネガティヴ思考は簡単に拭い去れるものではありませんが、「ネガティヴな自分」を受け止めた上で、どう「ポジティヴ」に転化してゆくのかということについては、常に追求してゆきたいと思います。
そして、そのようにしてゆかないと、自分の言動に対する真摯な気持ちも、相手にはなかなか伝わらないでしょうから・・・。逆もまたしかり。







