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ぼくのネット・コミュニティとのつきあい方・2008 Winter

 以前自分は「ダレットワールドからの離脱を検討中」などと申し上げていたにもかかわらず、未だに実行できていません。
 まあ、まだ様子見と言うことで、ダレットワールドセカンドライフとの二足のわらじ状態を継続しておりますが、いずれどちらか一方に絞らなければならない日が来るかと思われます。そしてそのような状況に追い込まれたとき、両者の今の状態が続くのであれば、自分はおそらくセカンドライフのほうを選択すると思います。

 とはいえ、以前申し上げたように、

これまでダレットワールド内で構築してきた人間関係を崩壊させたくないという気持ちがあるというのも事実です

し、実際に離脱検討中と申し上げてからかえって人間関係が強化されてしまった人もいます(笑)。

参考記事
【ダレットワールド】俺はまだご隠居じゃない!

 また、私に対し、ダレットワールドから去らないで欲しいと言ってくれる人も何名かいました。大変ありがたいことだと思います。

 さて、昨晩もいつものようにダレットワールドにインしていたとき、個人的にセカンドライフにお誘いしたい人がいたので誘ったところ、近くにいた人からみそくそに言われてしまいました。

「●●をあんなトコ誘うな」
「クソの巣窟だ」
「やめとけ」
「お前はカモられるだけだw」

 …もの凄い言われようです(苦笑)。

 この怒り出してしまった人物がセカンドライフに行かないと宣言していることは以前から人づてに聞いてはいたのですが、どうも相当根が深いようですね…。
 普段はここまでひどい物言いをすることはあまりない人物であり、ましてや私に対しては挨拶しても無視するような人なんですけどね(ぉぃ)。

 まあ、お気持ちが全くわからないわけでもないので、こちらも反論する気などありませんでしたけど。

 自分がセカンドライフを始めて約一月経過しましたが、正直、ダレットワールドよりもできることは多いのですが取っつきにくいという印象は拭えません。

 まず、煩わしい決まり事が結構多いということ。
 煩わしいとは言いましても、現実世界とさほど変わりはないのだそうです。土地には基本的に所有権があるとか、人とぶつかったら謝るのが基本とか、何らかの差別につながる発言をしてはならないとか、公衆の面前で裸になってはいけない(!)とか…。
 しかし、ダレットワールドにはそう言った概念がなく、所有権もなければ人と重なってもすり抜けるし、NGワードを発すると伏せ字にはなるけど即退去を命じられるようなこともなければ、服を着ずに歩いているようなアヴァターもいっぱいいます(笑)。
 そのあたりの違いに戸惑って、あるいは、セカンドライフに現実世界とは違う世界を期待して、この決まり事でつまずいてしまう人も少なくないのかなと思われます。

 また、仮想通貨(L$)のリアル現金化が可能であるためか、カネに汚い連中がうようよしているというのも事実です。
 さらにひどいことに、仮想通貨(L$)を吸い取るアイテムまで存在するという話すらあります。お金を稼げる「キャンプ」という仕組みがある反面、このようなあまり好ましくないオブジェクトを作成して一方的に送りつけてくるような人物がうようよしているというのも、また事実です。
 ダレットワールドでも、時々不用品を送りつける人はいますけど、ユーザが自由にアイテムを作れないため、少なくともセカンドライフにあるような有害なアイテムは存在していませんし、ましてやダレットワールド内の仮想通貨(コインやダレポ)は現金化できないため、カネに汚い住民は存在し得ません。

 先述の、ダレットワールドで怒り出してしまった人がどのような目にあったのかについては、私は知るよしもありませんし、訊いてもおそらくは教えてくれないと思われますし、それ以前に訊くのもためらわれますが、発言内容から察するに、セカンドライフの世界に慣れるよりも前に悪意にさらされてしまったのではと思われます。
 また、その人以外でも、セカンドライフからダレットワールドに出戻った人もいますし、うまく両立させている人も見受けられます。

 自分などは、はじめは「知った仲」のダレットワールド出身者との交流から始めて、その後徐々に人間関係を広げております。今現在は、むしろダレットワールド出身者よりもそれ以外の人々と交流する時間のほうが長いくらいです。
当初のダレットワールドのコンセプトである「まったりのんびりゆるーく暮らす」ではありませんが、現実世界とは異なる、落ち着ける世界がそこにはあります。今ではむしろダレットワールドよりも落ち着けるくらいです。
 今現在は自分も、ダレットワールドとセカンドライフの生活を両立させていますが、繰り返しになりますが今後どちらか一方を選ばなければならなくなった場合、おそらくはセカンドライフのほうを選択することになるでしょう。

 話を戻しまして、先ほどの怒り出してしまった人の気持ち、わからなくもありません。むしろ共鳴する部分もあります。
 自分がインターネットの世界に入り込んでから数多くのコミュニティに参加して参りましたが、すべてのコミュニティに満足できたと言うことは決してありません。もちろん歓迎され、受け入れられたところもありますが、残念ながらそうならなかったところもあります。
 ひどいケースになると、露骨に悪意むき出しにされたことや、さらに陰湿なものになると最初仲がいいふりをして徐々に本心、つまり悪意をあらわにされるというケースすら実際にありました。おそらく、例の怒り出してしまった人物は、セカンドライフ内でこのような目にあったのだと思われます。
 
 自分のネット・コミュニティとのつきあい方については、基本的に以前申し上げているとおりであります。
 とはいえ、もはや「少し広く少し浅く」とばかりも言っていられない状況であります。
 ましてや、自分がセカンドライフを始めたそもそものきっかけが、ダレットワールドから離脱したかつての主要メンバーの存在、そしてダレットワールドに対する違和感であり、この方針との矛盾が出始めています。

 以前申し上げた「ぼくのネット・コミュニティとのつきあい方」である「少し広く少し浅く」に、一言加えましょうか。

 「現実世界と壁一枚隔てる」。

 現実世界から完全に隔離するのでもなければ、逆に現実世界を完全に持ち込むのでもない。適度に現実味があり、それでいて精神的に落ち着ける世界で見聞を広める。
 かつての電子掲示板システムやブログ、Twitterなどは基本的に文字の世界であり、無意識のうちにそれができていたのですが、仮想的に視覚化されたセカンドライフなどの世界では、壁一枚隔てた世界ということをある程度意識しなければならないのかもしれません。そして、現実世界を完全に忘れたり、逆に過度に現実を持ち込んだりしてしまうと、おそらくこういった世界でのコミュニケーションはうまく行かないのではと思われますね。

 なかなか難しいものです。

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